ジョージア(グルジア)視察の旅!「キンズマラウリ社」編

こんにちは、和光カタヤマです。
私たちの店舗では、北近畿で唯一「ジョージアワイン」を取り扱っております。
ジョージアワインの魅力を学ぶため、2011年9月にジョージアへ視察に訪れました。
その時の様子をお伝えしています。

キンズマラウリ社視察

ジョージアキンズマラウリ社
ジョージアのワイナリーキンズマラウリ社

和光カタヤマで販売しているジョージアワインは「JSCキンズマラウリ社」のものです。
(※輸入元・富士貿易)
そのキンズマラウリ社を訪れワイナリーを見せていただきました。

キンズマラウリ社とは

キンズマラウリ社はジョージアでとても歴史の深いワイナリーの1つです。その歴史はなんと1533年、カヘティ王国時代の王であるレヴァン王がクヴァレリの要塞にワイン貯蔵庫を建設したことまで遡ります。
キンズマラウリ社の醸造所であり、ワインのボトルにロゴが付されている”Duruji Valley(ドゥルジ・ヴァレー)”は15世紀に建てられた要塞の中にあります。

富士貿易WEBサイトキンズマラウリ社ページより
キンズマラウリ社の Valley(ドゥルジ・ヴァレー)醸造所
キンズマラウリ社の Valley(ドゥルジ・ヴァレー)醸造所

ぶどう収穫後、発酵・熟成・ボトリングまで、ワイン醸造のすべての工程をこのDuruji Valley(ドゥルジ・ヴァレー)醸造所で行っています。

15世紀の要塞の中には伝統的なジョージア式の醸造施設、ヨーロッパ式の醸造施設の両方があります。
とても珍しい醸造所に驚きながらも、とても感動しました。

広大なキンズマラウリ社のぶどう畑

キンズマラウリ社のぶどう畑
キンズマラウリ社のジョージアワイン用ぶどう畑

キンズマラウリ社は、ぶどう栽培からワイン造りまでを一貫して行い、こだわりのエステートワインを生産するワイナリーです。そのぶどう畑も見学してきました。

とにかく広大なぶどう畑は公害も排気ガスもない山々に囲まれており、そこで育ったぶどうなら「安心・安全」だと実感しました。

ジョージアワインのブドウ
ぶどう栽培に適した気候と土地で栽培されるぶどう

自社で栽培、厳選したブドウのみをワインに使用するキンズマラウリ社のジョージアワインをぜひお試しくださいね。

おすすめワインは?

伝統的”クヴェヴリ製法”で作られる、希少な”オレンジワイン”

KISI QVEVRI(キシ クヴェヴリ)【ガラスボトル】

ジョージア固有のブドウ品種『キシ』を使用。
ワインを壺ごと地中に埋めて発酵・熟成させる伝統の”クヴェヴリ製法”を用いて作られた希少な白ワインです。白ワインと違い、濃いめの琥珀色ですが、飲み口は非常にスッキリしています。
青葉のような苦みと、ドライフルーツや蜜のような風味が心地よく混ざり合い、しっかりとしたアルコール感と共に余韻が長く広がる白ワインです。